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Confidential Computing Consortium を設立、設立メンバーとオープン ガバナンス構造を発表

By 2019-10-1710月 27th, 2019Press Release, Uncategorized

業界最大のテクノロジーリーダーが、次世代のクラウドおよびエッジ コンピューティングのコンピュテーショナルな信頼とセキュリティを向上

2019年10月17日 サンフランシスコ発 - Linux Foundation のプロジェクトで、コンフィデンシャル コンピューティングの定義と導入促進に取り組むコミュニティ Confidential Computing Consortium は、コンソーシアムの正式な設立と、設立時のプレミアメンバー Alibaba、Arm、Google Cloud、Huawei、Intel、Microsoft、Red Hat、およびゼネラルメンバー Baidu、ByteDance、decentriq、Fortanix、Kindite、Oasis Labs、Swisscom、Tencent、VMware を発表しました。

Confidential Computing Consortium の設立計画は、今年8月にサンディエゴで開催した Open Source Summit で発表されました。同組織は、処理中のデータに対処し、暗号化されたデータをシステムの他の部分に公開することなくメモリ内で処理できるようにし、機密データの公開を減らし、ユーザーのコントロールと透明性を向上することを目指しています。現在のセキュリティ アプローチは主に保管中のデータまたは転送中のデータに重点を置いているため、 Confidential Computing Consortium は処理中のデータに対処する業界初のイニシアチブと言えます。同組織の焦点は、企業が多くのワークロードをオンプレミスからパブリッククラウド、エッジまで複数の環境に展開して移行する際に特に重要なものとなります。

組織の正式な設立に伴い、オープン ガバナンス構造が確立されました。構造には理事会 (Governing Board)、技術諮問委員会 (Technical Advisory Council) および各技術プロジェクトにつく個別の監視機関が含まれます。今後はコンフィデンシャル コンピューティングをサポートするさまざまなテクニカル オープンソース プロジェクトとオープン仕様をホストする予定です。コンソーシアムはメンバーシップによる会費で実現します。詳細およびプロジェクトへの貢献はこちら https://confidentialcomputing.io をご覧ください。

すでに Confidential Computing Consortium にコントリビュートされたプロジェクトはこちらです。

  • Software Guard Extensions (Intel SGX) SDK は、アプリケーション開発者が保護されたエンクレーブを使用してハードウェアレイヤーでの開示または変更から選択されたコードとデータを保護できるように設計されています。
  • Open Enclave SDK は、単一のエンクレーブ抽象化を使用して開発者が Trusted Execution Environment (TEE) アプリケーションを構築できるようにするオープンソースフレームワークです。開発者は、複数の TEE アーキテクチャで実行されるアプリケーションを一度で構築できます。
  • Enarx は、TEE を使用してアプリケーションを保護するためのハードウェア非依存性を提供するプロジェクトです。

コンソーシアムは Open Source Summit Europe のブロンズ スポンサーであり、10月28日 (月) 処理中のデータのセキュリティに対するアプローチ方法に関するセッションBoFセッション、10月29日 (火) コンソーシアムの現状に関するパネルの合計3セッションを行います。

各メンバー企業の声 (原文) はこちらをご覧ください。

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