以下の日本語文書は、英文 “Trademark Usage Guidelines” の参考訳として便宜上提供されているにすぎず、翻訳版および英語版の間で齟齬または矛盾がある場合(翻訳版の提供の遅滞による場合を含みますが、これに限りません)、英語版が優先されます。より正確な商標利用ガイドラインについては、英文にてご確認ください。
本文書は、The Linux Foundation の商標について、また、The Linux Foundation が所有権を有する、さらには、同組織傘下のプロジェクトが使用する商標の使用に関連したポリシーおよびガイドラインを記述しています。The Linux Foundation 傘下の各プロジェクトは、それぞれの商標の使用について追加的な利用ガイドラインや要件を持つこともあり、一定の基準や要件への準拠性を意味させることを意図していますが、そのようなケースではその基準や要件への準拠が必要です。
本文書の中で、商標やその他の標識への言及は、法人The Linux Foundation が所有するすべての商標、サービス標識、ロゴを含みます。別途法人化して運営し、The Linux Foundation が管理するプロジェクトについては、それぞれが独自に商標、ポリシー、使用ガイドラインを持っています。
商標としての “Linux®”
Linus Torvalds が所有する Linux の商標に関する情報は、Linux Mark Institute (The Linux Foundation が管理) を参照してください。Linux 商標の利用は、Linux Mark Institute のポリシーに従う必要があります。
The Linux Foundation の商標 (トレードマーク)
The Linux Foundationは米国およびその他各国において以下の登録商標を所有しています。
- AllJoyn®
- Cloud Native Computing Foundation®
- CNCF®
- containerd®
- Hyperledger®
- IAccessible2®
- IO Visor®
- JanusGraph®
- Kubernetes®
- Linux Foundation Certified Engineer®
- Linux Foundation Certified System Administrator®
- Linux Plumbers Conference®
- LSB®
- OpenChain®
- Software Package Data Exchange®
- SPDX®
- The Linux Foundation®
- Tizen®
- Xen Project®
- Yocto Project®
- Zephyr®
The Linux Foundation は、米国およびその他各国において、以下の商標を所有しています。
- AGL™
- AGL UCB™
- Automotive Grade Linux™
- Automotive Linux Summit™
- CAF™
- CII™
- CIP™
- Civil Infrastructure Platform™
- CloudNativeCon™
- CNI™
- Code Aurora Forum™
- ContainerCon™
- CoreDNS™
- Core Infrastructure Initiative™
- cregit™
- DiaMon™
- EdgeX Foundry™
- Embedded Linux Conference™
- Envoy™
- FD.io™
- fluentd™
- GRPC™
- HLP™
- Hyperledger Blockchain Explorer™
- Hyperledger Burrow™
- Hyperledger Fabric™
- Hyperledger Indy™
- Hyperledger Iroha™
- Hyperledger Sawtooth™
- k8s™
- Kinetic™
- Kinetic Open Storage™
- KUBECON™
- KVM Forum™
- LC3™
- LF™
- linkerd™
- LinuxCon™
- Linux Foundation™
- Linux Kernel Summit™
- Linux Storage Filesystem and Memory Management Summit™
- OCF Certified Solution™
- OCI™
- OCI Certified™
- ONAP™
- Open Accessibility™
- OpenAPI™
- OpenHPC™
- OpenIoT Summit™
- OpenMAMA™
- OpenSDS™
- OpenSwitch™
- OpenTracing™
- Open Compliance Summit™
- Open Container Format™
- Open Container Initiative™
- Open Mainframe Project™
- Open Source Leadership Summit™
- Open Source Summit™
- Open Virtualization Alliance™
- Open vSwitch™
- Open-O™
- OSAPA™
- OVA™
- PNDA™
- Prometheus™
- Real-Time Linux™
- RethinkDB™
- rkt™
- runc™
- Tizen™ (in non-Latin character sets)
- TLF™
- TODO™
- Vault Linux Storage & Filesystems Conference™
ロゴ標識: 加えて、The Linux Foundation および同組織傘下のプロジェクトは可視的なロゴを登録商標として使用しており、あなたは、視覚的なガイドライン、または The Linux Foundation あるいは当該プロジェクトのサイトに記載されている追加的な要件に準拠しなければなりません。
The Linux Foundationは、米国およびその他各国において、以下のロゴ マークの登録商標を所有しています。
- The Linux Foundation logo. US Reg. no. 5166331 (The Linux Foundation geometric design (black and white))
- The Linux Foundation logo. US Reg. no. 5166330 (The Linux Foundation geometric design (color))
- Kubernetes logo. US Reg. no. 4816320 (Kubernetes logo)
- Tizen logo. US Reg. no. 5036720 (Tizen “Pinwheel” logo)
The Linux Foundation は、米国およびその他各国において、以下の商標を所有しています。
- Cloud Native Computing Foundation logo
The Linux Foundationの商標使用ガイドライン
トレードマークは、そのマークに関連付けられた製品またはサービスの品質の一貫性を保証するものです。このポリシーは、以下の 2 つの競合する利益間の適正バランスを取ろうとするものです。1) トレードマークが、本来の目的である「信頼性のある品質の指標」であり続けることを The Linux Foundation が保証できること。2) コミュニティ メンバーが、The Linux Foundation に関わるプロジェクトやワークグループについて討論でき、さらに他者から提供された製品やサービスと The Linux Foundation との関連性を正確に説明できること。
トレードマークは、その所有者に、そのマークの使用を認可または規制する独占権を提供するものです。The Linux Foundation の標識を使用するあなたの権利は、本ポリシー、およびプロジェクトの利用許諾声明 (プロジェクトがそのようなものを用意している場合。プロジェクト専用 Web サイト上に表示される商標告知を伴うことがある) で提示されます。著作権ライセンスは、オープン ソース ライセンスの場合でも、商標に対する暗黙の権利や商標の使用に関わる権利を含んでいません。そのような権利は、むしろライセンスするソフトウェアやその他のマテリアルを開発するプロジェクトに深く関係することがあります。オープン ソース ライセンスは著作権付きのソフトウェアの無制限の改変を許可しており、また、The Linux Foundation はそのような権利について干渉する意図もないため、The Linux Foundation が保有する商標をあなたが利用する際の権利は、オープン ソース ライセンスのもとであなたが入手したソフトウェアの利用によって何ら決定付けられることはありません。標識の利用におけるあなたの権利は、他の要件、すなわち、その標識が一定の品質を保持していることを示すために作られた品質に関わる要件を満たすことが条件となります。
ここに記述した商標使用ガイドラインに従って The Linux Foundation の商標を適正に利用することで、The Linux Foundation の商標の価値が守られます。本商標ポリシーに反して The Linux Foundation 商標を利用・参照すること、あるいは、混乱を招くほど The Linux Foundation の商標に類似した標識を使うことは、禁止されています。The Linux Foundation の商標のすべての利用、また、それによって生まれるすべての信頼は、The Linux Foundation の利益に役立ちます。
商標に関するルールの一般論
ここでは、The Linux Foundation の標識を含め、あなたが所有していない商標やサービス標識を、所有者から明示的な許可を得ていない状態で利用する際の基本ルールを説明します。
- 商標は動詞や名詞として使うべきではありません。商標は、その後に一般名・名詞を従えた形容詞として使うべきです。
- 商標は複数形や所有形で使うべきではありません。
- 商標は、どんな方法によっても、変更を加えたり、追加文字を付加すべきではありません。標識は、他の標識と組み合わせたり、ハイフンで繋いだり、簡略化したり、一部を表示したりすべきではありません。2 語以上で構成される商標を 1 語に圧縮すべきではありません。ロゴは、色の変化をつけたり、他の要素をロゴの上に重ねたりすべきではありません。
- 商標は、あなたのドメイン名として、あるいは、ドメイン名の一部として使うべきではありません。
- 商標は、あなたの商品名の一部として使うべきではありません。
- 商標は、あなたの会社のロゴやデザインに組み込むべきではありません。
- 商標告知は、The Linux Foundation の各標識ごとに、最も目立つところに、および/または、最初に出現したところに置くべきです。また、商標告知は変更すべきではありません。特に、商標告知の中で、商標所有者以外は誰も「™」マークを「®」マークに変えるべきではありません。もしもあなたが、The Linux Foundation の標識があなたの国で登録されているかどうか不確かなら、あなたがどの商標シンボルを使うべきかについてガイダンスを提供します。The Linux Foundation にご連絡ください。
どんな商標を使うときにも、しばしば「フェア ユース」と呼ばれる誰にも認められた一定の基本的な権利があります。The Linux Foundation はそのような権利を制限する意図はありません。あなたは文字標識をフェア ユースし、そのことを事実に基づいて申し立てることができます。しかし、フェア ユースは、標識の所有者があなたの会社、製品、あるいは、サービスを製造しているとか、賛同しているとか、あるいは、支援しているなどとあなたが広言したり、あるいは、そのような事実を暗に示すことを許していません。商標をフェア ユースで使用する際も、The Linux Foundation のさまざまなプロジェクトの Web サイトに掲載されているように商標告知を行い、商標所有者を承認するべきです。
The Linux Foundation が所有する標識に適用されるルールとポリシー
The Linux Foundation が所有する商標を使用する際、上記の一般的なルールに加えて、The Linux Foundation は、すべての利用者に下記のルールに従うようお願いしています。
- どの商標も、マーケティング用資料や Web ページを含め広く配布される資料の中において、最初の言及ではフル スペルを使ってください (たとえば “The Linux Foundation”)。その後、同じ文書の中で言及されるときは、簡略形や短縮形 (たとえば “TLF”) を使ってもかまいません。
- The Linux Foundation の商標には、他のテキストの文字とは区別できるよう、大文字、太字/斜体フォント、引用符などを使ってください。前記の一覧表に記載した登録商標には、最初の言及の際に、商標の直後に「®」記号をつけるべきです (たとえば、「The Linux Foundation® はオープンソース開発に貢献…」)。前記の一覧表に記載した登録商標とはなっていない商標には、最初の言及の際に、商標の直後に「™」記号をつけるべきです(たとえば、 「The Core Infrastructure Initiative™ コミュニティはインターネット セキュリティ…」)。
- The Linux Foundation の商標を The Linux Foundation やそのプロジェクトを貶めるために使ってはいけません (たとえば、事実に反する宣伝、偽りの/ミスリードするような拡販資料、など)。
- The Linux Foundation のロゴを、事前に文書による許可を得ることなく本や雑誌の表紙に掲載してはいけません。
- The Linux Foundation の商標をあなたの会社、製品、あるいは、サービスよりも目立つような使い方をしてはいけません。
- The Linux Foundation のロゴを、事前に文書による許可を得ることなく、あなたのイベント、製品、あるいは、サービスを宣伝するためのポスター、パンフレット、看板、Web サイト、その他の宣伝資料に使ってはいけません。
- あなたの会社が必要な準拠性テストに合格し、The Linux Foundation からそのような標識を使う事に対する明示的な許可を得ていない限り、製品やサービスが The Linux Foundation の標識の認証を取っているかのような言及をしてはいけません。
- The Linux Foundation のいかなる標識に対しても、所有権の要求を試みたり、所有権を主張したりしてはいけません。また、The Linux Foundation のいかなる標識に対しても、商標、商品名、ドメイン名、あるいは、ビジネスの名前として、単独で、あるいは、あなたの商標との組み合わせで、登録を試みてはいけません。
The Linux Foundation の標識は、特別な目的のために作成され、利用はその目的に沿って明示的に許可されます。文書による明示的な許可を得ることなく The Linux Foundation のロゴや名前を、本ポリシーで明確に許可している以外の方法では、商業的、またはマーケティング目的の文脈の中で使わないでください。The Linux Foundation は、同組織が所有するさまざまな商標を、あなたが私的または個人的に使用して (つまり見返りに何らかの金銭・物品を受け取らずに)、その標識の持つ信頼と価値を損なわない方法で T シャツ、ステッカー、マグカップなどをあなたや友達のために作ることを許しています。
また、あなたは、The Linux Foundation の商標やロゴを関連プロジェクトのホームページへのリンクとして、または参照が妥当な The Linux Foundation Web サイト上の Web ページへのリンクとして、その標識の持つ信頼と価値を損なわない方法で使用することができます。The Linux Foundation のリンク、および、ロゴの利用は、The Linux Foundationや関連プロジェクトから取得した公式版のロゴを使用しなければなりません。
The Linux Foundation のいくつかの標識は、ソフトウェアまたは製品の互換性や相互運用性を示すために作られています。互換性を保証する標識の使用は当然ながら厳正でなければならないという要件に加えて、これらの標識の使用によって、製品と The Linux Foundation の関係に関して、混乱が起きることを避けなければなりません。標識の使用は、The Linux Foundation またはその配下のプロジェクトがその製品を支援していること、または賛同していることを意味しません。以下の例は、The Linux Foundation の商標の正しい使用例と誤った使用例です。
正: <製品名> for <The Linux Foundation 標識>
正: <製品/会社名> plugin for <The Linux Foundation 標識>
正: <製品名> compatible with <The Linux Foundation 標識>
正: <製品名> for <The Linux Foundation 標識>
正: Quick Start for <The Linux Foundation 標識> by <会社名>
誤: <The Linux Foundation 標識> <製品名>
誤: <The Linux Foundation 標識> by <製品名>
誤: <The Linux Foundation 標識> – <製品名>
誤: <製品/会社名> – <The Linux Foundation 標識>
誤: <The Linux Foundation 標識> Quick Start by <製品/会社名>
質問、コメント、懸念
The Linux Foundation は、コミュニティの皆様が The Linux Foundation の商標やサービス標識の価値の保全に協力してくれることを期待しています。これらのガイドラインに関して質問がある場合、または The Linux Foundation の商標の使用や誤使用についての懸念を報告したい場合、あるいは The Linux Foundation の商標の使用に対して文書での許可を得たい場合は、trademarks@linuxfoundation.org までご連絡ください。
免責事項
The Linux Foundation は、第三者の知的財産権に対して侵害のないことに対する保証を含めて(それに限定するものではありません)、明示的にも、暗黙にも、何らの保証を行うものではありません。The Linux Foundation は、The Linux Foundation の登録申請中の商標について、商標として承認され、保護される結果となることを保証するものではありません。The Linux Foundation は、ユーザーの活動が認可のスコープ内に収まるかに関連した要求に責任を負うものではありません。したがって、ユーザーは The Linux Foundation とその貢献者に対し、そのような要求の責任を免除し、保護し、損害を与えないことに同意するものとします。
更新
The Linux Foundation は、The Linux Foundation 商標ポリシー、あるいは、The Linux Foundation 標識の使用許可声明の新しい版を予告なく公開する可能性があります。
本文書は、Mozilla Foundation の商標ポリシー、および、GNOME Trademark Licensing に想を得ています。本文書は、Creative Commons Attribution 4.0 International license (“CC BY 4.0” https://creativecommons.org/licenses/by/4.0 ) のもとに利用が許諾されます。