2024年11月13日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを促進する非営利団体Linux Foundationは、インストラクター主導コース「Linux システム管理 (LFWS307-JP)」の提供を開始しました。プロフェッショナルなLinuxシステム管理者として働くために必要なスキルと能力を習得したい方に最適です。これまで英語で提供されてきた「Linux System Administration (LFS307)」を日本の日時で、日本語を話すインストラクターの説明により、受講できるようになりました。1回目は2025年1月14日-17日 (4日間) の開催を予定しており、製品ページから登録できます。
本コースは、Linuxコミュニティの最前線で活躍する現役開発者によって設計・作成されており、豊富な演習を通じて非常に実践的な学びを提供します。また、「Linux Foundation認定システム管理者(LFCS-JP)」認定試験の無料受験が含まれており、4日間でプロフェッショナルなLinuxシステム管理者としてのキャリア形成とスキルの証明が可能です。
本コースでは、3つの主要なLinux ディストリビューション ファミリ (Debian、Ubuntu、およびRed Hat/CentOS/Fedora) のいずれかを実行しているLinuxシステムを管理、構成、およびアップグレードする方法、エンタープライズLinuxインフラストラクチャを効率的に構築および管理するために必要な
学習コースを修了すると、履歴書やプロフィールに追加できるデジタル バッジが送られ、認定試験「Linux Foundation認定システム管理者 (LFCS-JP)」を無料で受験できます。
本コースで学習するトピックは、認定試験「Linux Foundation認定システム管理者 (LFCS-JP)」でテストされる知識ドメインと連携しており、この認定の推奨トレーニングとなっています。
Linuxシステム管理 (LFWS307-JP) について
主なテーマ
- はじめに
- Linuxファイル システム階層構造
- ユーザー環境
- ユーザーアカウントの管理
- グループ管理
- ファイルのパーミッションと所有権
- パッケージ管理システム
- dpkg
- APT
- RPM
- dnf と yum
- zypper
- GIT の基礎
- プロセス
- プロセス監視
- メモリの監視と利用、swapの設定
- I/O監視とチューニング
- コンテナの概要
- LinuxファイルシステムとVFS
- ディスクのパーティション分割
- ファイルシステムの機能:(属性、作成、検査、マウント)
- ext4 ファイルシステム
- 論理ボリューム管理 (LVM)
- カーネルサービスと設定
- カーネル モジュール
- デバイスとudev
- ネットワーク アドレス
- ネットワーク デバイスと構成
- LDAP
- ファイアウォール
- System の初期化( systemd の歴史とカスタマイズ)
- バックアップとリカバリーの方法
- Linux Security Modules
- システム救出(レスキュー)
- 最後に
Linux Foundationについて
Linux Foundationは、オープンソースソフトウェア、オープンハードウェア、オープンスタンダード、オープンデータに関するコラボレーションのための世界有数の拠点です。Linux Foundationのプロジェクトは、Linux、LF Decentralized Trust、Kubernetes、Node.js、ONAP、OpenChain、OpenSSF、PyTorch、RISC-V、SPDX、Zephyrなど、世界のインフラストラクチャにとって重要なものです。Linux Foundationは、ベストプラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、ソリューション プロバイダーのニーズに対応し、オープン コラボレーションの持続可能なモデルを構築することに重点を置いています。詳細については linuxfoundation.org をご覧ください。
Linux Foundationはさまざまな登録商標および商標を使用しています。 Linux Foundationの商標の一覧についてはこちらをご覧ください。
Linuxは、Linus Torvaldsの登録商標です。
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