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認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト提供開始
日本語に対応した世界共通のスキル証明

2021年7月16日 横浜発 ― オープンソースを通じて大規模イノベーションを実現する非営利団体Linux Foundationは、試験問題・監督員ともに日本語に対応した認定試験「認定Kubernetesセキュリティスペシャリスト (CKS-JP)」の提供を開始しました。

認定Kubernetesセキュリティスペシャリストは、Linux FoundationがCloud Native Computing Foundation (CNCF)と共同で提供する高度なセキュリティスペシャリスト認定試験 Certified Kubernetes Security Specialist (CKS) の日本語版です。実技試験で構成されており、コンテナベースのアプリケーションとKubernetesプラットフォームのビルド、デプロイ、ランタイム時のセキュリティを確保する幅広いベストプラクティスの実行能力を証明します。受験者は、Kubernetesの専門知識を十分に備えている必要があり、事前に 認定Kubernetes管理者 (CKA-JP) を取得していることが条件となります。

オープンソース関連の求人とキャリアの動向に関する調査 2020 Open Source Jobs Reportによると、新型コロナウイルス感染症の影響で求人は減少したものの、69%の採用担当者がクラウド/コンテナ分野のスキルを持つ人材を求めており、前回の調査時よりさらに増加したことから、この分野の人材へのニーズが堅調であるとレポートしています。クラウドネイティブ技術が浸透するにつれ、そのセキュリティは不可欠であり、専門知識を備えるエンジニアへの需要も増えていくことが見込まれます。

認定Kubernetesセキュリティスペシャリストは、クラウドネイティブ技術者がセキュリティスキルを証明できるようにデザインされています。以下の領域の知識と能力をテストします。

  • クラスター設定
  • クラスター強化
  • システム強化
  • マイクロサービスの脆弱性最小化
  • サプライチェーン セキュリティ
  • モニタリング、ロギング、ランタイム セキュリティ

試験はオンラインで実施する実技試験で、Kubernetesを実行するコマンドラインから複数のタスクを解く必要があります。本試験を含むKubernetes認定試験の登録者は、実際の試験を受ける前に試験環境を体験できる試験シミュレーター (Killer.sh) を利用できます。また、試験には無料再受験保証が含まれます (不合格の場合に1度まで無料で再受験できます) 。

Linux Foundationは、2020年2月日本語のオンラインコースと認定試験を開始し、継続的に日本語版ラインアップを拡大しています。今回開始した認定Kubernetesセキュリティスペシャリストに加えて、認定Kubernetes管理者 (CKA-JP)認定Kubernetesアプリケーション開発者 (CKAD-JP) も日本語に対応しています。また、日本語のオンラインコースKubernetes基礎 (LFS258-JP) も提供しています。LinuxやHyperledgerを含む日本語の認定試験・オンラインコース一覧はこちらをご覧ください。

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Linux Foundationについて

2000年に設立されたLinux Foundationは、1,500を超えるメンバーによってサポートされており、オープンソース ソフトウェア、オープン スタンダード、オープン データ、およびオープン ハードウェアに関するコラボレーションにおいて世界をリードしています。Linux、Kubernetes、Node.jsをはじめとするLinux Foundationのプロジェクトは、世界のインフラに必要不可欠な存在です。Linux Foundationは、ベスト プラクティスを活用し、貢献者、ユーザー、およびソリューション プロバイダーのニーズに対応することにより、サステナブルなオープン コラボレーション モデルを生み出します。詳細については、www.linuxfoundation.org をご覧ください。

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The Linux Foundation はさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundation の商標一覧はこちらのページでご確認いただけます。
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本件に関する報道関係者からのお問合せ先
Linux Foundation 担当:大竹 notake@linuxfoundation.org