新しい CHFD 認定試験は、スマートコントラクト開発の継続的な需要をサポートするためのテクニカル人材の供給を促進することを目的としています。
2020年3月3日 サンフランシスコ発 ー オープンソースを通じた大規模イノベーションの実現に取り組む非営利団体である Linux Foundation は、新しい認定試験 Certified Hyperledger Fabric Developer (CHFD)を開始したことを発表しました。この認定試験は、専門的なブロックチェーン技術の次世代のテクニカル人材を育てることを目的とした一連のトレーニングと認定試験の最新版です。
Hyperledger の エグゼクティブ ディレクターである Brian Behlendorf は、次のように述べています。
「Hyperledger Fabric は、ブロックチェーン ベースの分散台帳とスマート コントラクト システムの実装を検討している組織のコア テクノロジーになっており、そのようなシステムを開発・実装する資格を持つプロフェッショナルが不足しています。無料の入門 Hyperledgere コースには、これまで20万人以上の受講者がおり、彼らの技術的なスキルを証明できる今回の新しい試験を提供することを楽しみにしています。 」
Linux Foundation が提供するすべての認定試験と同様に、安定したインターネット接続とWebカメラがあれば事実上あらゆる場所からリモートで受験できます。初回の受験で合格しなかった場合は、無料でもう一度再受験できます。また、試験は2時間ですが、導入期間の受験者は3時間かけることができます。
多肢選択試験ではなく、受験者は実際のシステムで実行するさまざまな現実世界のタスクを行います。Certified Hyperledger Fabric Developer は、最新の Fabric プログラミング モデルを使用して、クライアントアプリケーションとスマートコントラクトを開発・保守するための知識を実証する必要があります。また、認定された開発者は、Fabric アプリケーションとスマート コントラクトをパッケージ化・デプロイし、エンドツーエンド Fabric アプリケーションのライフサイクルとスマート コントラクト マネージメントを実行し、Java または Node.js (またはスマート コントラクト向けに Go 言語) でプログラムできる必要があります。
試験項目は次のとおりです :
- アイデンティティ管理 – 7%
- ネットワーク構成 – 8%
- スマート コントラクト開発 – 40%
- スマートコントラクトの呼び出し – 25%
- メンテナンスとテスト – 20%
CHFD のドメインとコンピテンシーの全リストは、こちらをご覧ください。
CHFA および CHSA 認定試験と、Hyperledger ブログに貢献したコミュニティメンバーについては、こちらをご覧ください。
Linux Foundation について
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