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Cloud Native Computing FoundationがKubeCon + CloudNativeCon Europe in Copenhagenの全てのプログラムを発表

 

クラウド ネイティブ コミュニティにとって最先端のイベントには、サーバーレス、ハードウェア ハッキングおよびサービス メッシュなどのトラックも

2018年2月20日サンフランシスコ発 – KubernetesやPrometheusなどのオープンソース技術の維持・統合に取り組むCloud NativeComputing Foundtionは、KubeCon + CloudNativeCon Europe(3月2日〜4日デンマーク コペンハーゲンにて開催)の基調講演と全てのスケジュールを発表しました。Adidas、Booking.com、Checkfront、eBay、Lyft、ニューヨークタイムズ、ノルウェー税務署、Spotify、Ygreneエネルギー基金に所属するエキスパートが、KubernetesやPrometheusをはじめとする最先端のクラウド ネイティブ技術の導入プロセスなどについて発表します。基調講演では、ファイナンシャルタイムズのオペレーション & リライアビリティー技術責任者Sarah Wells氏による「Switching Horses Midstream: The Challenges of Migrating 150+ Microservices to Kubernetes(計画の途中で方針を切り替える : 150以上のマイクロ サービスをKubernetesに移行する際の課題)」などを予定しています。

昨年12月完売の盛況のうちに幕を閉じたKubeCon + CloudNativeCon Austinに続き、今回のKubeCon + CloudNativeCon Europeにも、クラウド ネイティブ コンピューティングの教育や導入の強化をめざし、世界中から活発なオープンソース コミュニティの技術者らが集結します。CNCFがホストするプロジェクト(Kubernetes、Prometheus、OpenTracing、Fluentd、linkerd、gRPC、CoreDNS、containerd、rkt、CNI、Envoy、Jaeger、Notary、TUF、Rook、Vitess )やその他のクラウド ネイティブ テクノロジが3日間集結し、この急成長エコシステムに関連する意見を共有します。3月9日までにKubeCon + CloudNativeConに登録すると、登録料が最大で300米ドル割り引きとなります。

Cloud Native Computing Foundationのエグゼクティブ ディレクターであるDan Kohnは、次のように述べています。
「全てのCNCFプロジェクトとその他重要なクラウド ネイティブ技術が一堂に集まることで、私たちはクラウド ネイティブ エコシステムを支えるあらゆる技術を紹介するフォーラムを開催し、拡大するコミュニティが直接会って更に協力関係を深めることを可能にします。KubeCon + CloudNativeCon North Americaでは過去最高の出席者を記録しました。ヨーロッパではこの時の会話を更に進化させ、より成長することを期待しています。」

カンファレンスの共同議長であるAqua SecurityのLiz Rice氏とGoogleのKelsey Hightower氏が率いる55人のエキスパートからなるプログラム委員会は、1,083件の発表案をレビューし、イベントの多様なセッション リストの作成を支援しました。アジェンダでは、サーバー レス、ハードウェア ハッキングおよびサービス メッシュに関するテクニカル セッションなど、さまざまなトピックを取り上げます。他のプレゼンテーションでは、運用、ストレージ、可観測性、機械学習およびデータに関して扱います。KubeConがカスタマイズし展開するKubernetesトラックでは、kubectl、今後のAPI、カスタムリソースの定義に関するプレゼンテーションを行います。また、KubeConのセキュリティ、身分証明、署名トラックでは「Kris Nova and Jessie Frazelle Hack Each Other: Valuable Lessons in Securing a Multi Tenant Kubernetes Cluster (Kris Nova氏とJessie Frazelle氏、互いをハッキング : マルチテナントKubernetesクラスターを保護するための貴重な教訓)」のようなインタラクティブなセッションを予定しています。

Aqua Securityのテクノロジー エバンジェリストであるLiz Rice氏は、次のように述べています。
「クラウド ネイティブでは、従来のエンタープライズ アプリケーション設計から離れたアーキテクチャーが必要とされ、幅広いコンポーネントとコミュニティにより利用することができます。KubeCon + CloudNativeConには、クラウド ネイティブ コンピューティング、コンテナ、マイクロ サービス、オーケストレーションおよびその他の関連プロジェクト全体からクラウド ネイティブ ユーザーや主要なコントリビューターが集まり、クラウド ネイテイブ教育、イノベーション、実環境におけるデプロイを推進します。」

コミュニティにより精選されたスケジュールでは、以下のような主要なオープンソース技術者による基調講演を予定しています(敬称略)。

  • Oliver Beattie, Head of Engineering, Monzo Bank discussing the Anatomy of a Production Kubernetes Outage
  • Sahil Dua, Software Developer, Booking.com discussing Scaling Deep Learning Models in Production Using Kubernetes
  • Ricardo Rocha, Staff Member, CERN and Clenimar Filemon, Open-Source Developer on Container Orchestration and Information Security, Laboratório de Sistemas Distribuídos, discussing CERN Experiences with Multi Cloud Federated Kubernetes
  • Kelsey Hightower, Staff Developer Advocate, Google Cloud Platform, will discuss the serious idea underlying his humorous project No Code, one of the fasted trending projects in the history of GitHub
  • Liz Rice, Technology Evangelist, Aqua Security providing a CNCF Project Update
  • Alexis Richardson, Founder & CEO, Weaveworks discussing the CNCF 20-20 Vision
  • Aparna Sinha, Group Product Manager, Kubernetes and Google Kubernetes Engine, Google will provide a Kubernetes Project Update
  • David Aronchick, Product Manager, Cloud AI and co-founder of Kubeflow, Google will discuss Kubeflow ML on Kubernetes
  • Fabian Reinartz, Staff Software Engineer, CoreOS discussing Prometheus 2.0 – The Next Scale of Cloud Native Monitoring

また、KubeCon + CloudNativeCon Europeの一部となる以下の併催イベントを開催します。5月1日(火)の開催です。フライトやホテル予約時にこれらのイベントへの参加を計画してください。

  • Containers, Kubernetes and OpenShift Hands-On Trainings along with an OpenShift Commons Machine Learning Reception presented by Red Hat
  • Cloud Foundry Day sponsored by Dell EMC
  • Kubernetes Hands-on Workshop presented by Heptio
  • Kubernetes the AWSome Way! presented by AWS
  • Mesosphere Advance: Creating the Future with Containers and Fast Data presented by Mesosphere
  • Your Path to Production-Ready Kubernetes presented by Weaveworks
  • Free Kubernetes Workshop presented by VMware

全てのKubeCon + CloudNativeCon Europeプログラムはこちらをご覧ください。

スポンサーについて

KubeCon + CloudNativeCon Europeは、ダイヤモンド スポンサーである Cisco、 {code}、 IBM 、 Red Hat、プラチナス ポンサーである AWSAzureDataDogMesosphereMirantisVMware、 WSO2 に加えて、ゴールド スポンサー、シルバー スポンサー、スタートアップ スポンサーならびにメディア スポンサーなど37を超えるスポンサーの支援を受けて実現します。スポンサーシップの詳細については、こちらをご覧ください。

登録および宿泊施設などのご案内

3月9日までにこちらで登録すると、最大300米ドル節約できます。また、ホテルの宿泊割引についてはこちらを参照してください。部屋数には限りがありますので、早めにご予約ください。

CNCFダイバーシティ スカラーシップ

同ファウンデーションは、技術コミュニティやオープンソースコミュニティにおいて伝統的に少数派であるメンバーに対してスカラーシップを提供します。スカラーシップと資格要件の詳細については、こちらを参照してください。応募の締め切りは3月2日です。

その他の資料

CNCFメンバーシップについて  https://www.cncf.io/about/join/
CNCFエンド ユーザー サポーターについて  https://www.cncf.io/people/end-user-community/
CNCFブログ  https://www.cncf.io/news/blog/
SlackでCNCFの会話に参加する  https://slack.cncf.io/

Cloud Native Computing Foundationについて

クラウド ネイティブ コンピューティングは、オープンソースのソフトウェアスタックを使用してアプリケーションをマイクロサービスとして提供します。各パーツを専用のコンテナにパッケージングし、それらのコンテナを動的に組織化して、リソース利用を最適化します。Cloud Native Computing Foundation (CNCF) は、KubernetesやPrometheusなどのソフトウェア スタックの重要コンポーネントをホストしています。CNCFはコラボレーションのための中立な場であり、業界の優れた開発者、エンドユーザー、およびベンダー(世界最大級のパブリック クラウドおよびエンタープライズ ソフトウェア企業、多くの革新的なスタートアップなど)を結集します。CNCFは非営利組織The Linux Foundation傘下のプロジェクトです。CNCFの詳細については、こちらをご覧ください。

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The Linux Foundationはさまざまな商標を登録および使用しています。The Linux Foundationの商標一覧はこちらのページでご確認いただけます。
LinuxはLinus Torvaldsの登録商標です。

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