本日、Linux Foundation Research (LF Research) の調査レポート「The Case for Confidential Computing」の日本語版、「機密コンピューティングの事例 」が公開されました。本レポートは、Confidential Computing Consortiumのスポンサーにより作成されました。
全レポートは、こちらからダウンロードできます :
- 日本語版 : 機密コンピューティングの事例 ー 保護された機密データ プロセスによるビジネス価値の提供
- オリジナル (英語) : The Case for Confidential Computing ー Delivering Business Value Through Protected, Confidential Data Processing
データの収集・保存・分析はどの業界でもますます重要になり、企業は、データの安全性を維持し、プロセスを規制に準拠させるソリューションを求めています。機密コンピューティングはこれらのソリューションの 1 つです。共有インフラストラクチャ上で実行され、権限のないユーザーからデータを隔離して処理する、信頼できる実行環境を使用します。
このユースケース レポートでは、機密コンピューティング コミュニティのメンバーにインタビューし、このテクノロジーの実装方法や、その将来への考えを聞きました。このレポートでは、機密コンピューティングの使用をさまざまな観点から検討しています。
- パーソナライズされたマーケティングのための機密保持
- クラウドにおけるデータ処理のセキュリティ確保
- AIソリューションのためのデータ機密性の維持
- マネーロンダリング対策
- ヘルスケア研究のためのデータの集約
Confidential Computing Consortiumが後援するこのレポートでは、ライフサイクルのあらゆる段階でデータを保護する機密コンピューティングの威力を紹介しています。詳細については、レポートをお読みください。
著者:
Suzanne Ambiel
日本語版翻訳協力:富田明男・富田佑実