本日、Linux Foundation Research と TODO Group が共同で作成した最新ホワイトペーパーの日本語版「Open Source Program Office (OSPO) の進化 ー Bloomberg、Comcast、Porsche 各社ケーススタディから見るOSPOの成熟モデル」が公開されました。
ホワイトペーパー (PDF 33ページ) は、こちらからダウンロードできます :
- 日本語版「Open Source Program Office (OSPO) の進化 ー Bloomberg、Comcast、Porsche 各社ケーススタディから見るOSPOの成熟モデル」https://www.linuxfoundation.jp/lfresearch_ospo_report-jp/
- オリジナル版 (英語)「The Evolution of the Open Source Program Office (OSPO) An OSPO maturity model featuring case studies from Bloomberg, Comcast, and Porsche」https://linuxfoundation.org/wp-content/uploads/LFResearch_OSPO_Report.pdf
オープンソースを組織で利用・推進する際の戦略や管理を司るOpen Source Program Office (OSPO) の動きが始まってから20年余りが経過し、OSPOと同様のオープンソース イニシアチブの役割は、世界の先進的な企業における技術戦略の策定と実施において、専門知識の中心的な情報源となり、強い発言力を持つまでに成長しました。
オープンソースの使用とコミュニティ構築におけるベストプラクティスを推進するTODO Groupとのパートナーシップにより作成されたこの資料には、企業や公的機関などの組織がOSPOやオープンソースイニシアチブを設置する際に役立つ、一連のパターンと方向性、およびチェックリストが含まれています。本ホワイトペーパーが、OSPOエコシステムの複雑さを適切にフレーム化し可視化する方法をガイドし、OSPOの計画および導入のロードマップ策定を支援できることを期待しています。
OSPOの進化についてより定性的な洞察を得るために、Red Hat、Microsoft、VMwareなど影響力のあるテクノロジー企業に加えて、自動車メーカー、大手メディア、エンターテイメント企業など、著名なOSPOプログラムのリーダーにインタビューを行いました。これらのインタビューと調査データに基づき5段階の「OSPO 成熟度モデル」にマッピングするとともに、OSPO組織の原型 (Archetype) をいくつか考案しています。