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「気候変動と闘う道を開く ー 電力会社2社はオープンソースを採用し電力網の近代化をいかにして加速させたか」
日本語版ケーススタディを公開

本日、Linux Foundation ResearchLF Energy が共同で発表した最新ケーススタディの日本語版「気候変動と闘う道を開く ー 電力会社2社はオープンソースを採用し電力網の近代化をいかにして加速させたか」が公開されました。

本ケーススタディでは、ヨーロッパのグリッドリーダーであるAlliander (オランダの配電会社) とRTE (フランスの送電会社) が、完全にインタラクティブで、脱炭素化された電力システム用のオープンソフトウェア インフラストラクチャーを構築するためにLF Energyの重要プロジェクトでコラボレーションし、共通の課題に取り組みました。

AllianderとRTEのケーススタディは、発電および配電業界のオープンソース哲学により、多大な恩恵がすでに達成されていることを示しています。 さらに、オープンソース コラボレーションで、いかに進歩を遂げることができるかを示しており、地球上のあらゆる電力事業者が進むべき方向とその道筋を示しています。

ホワイトペーパー (PDF 21ページ) は、こちらからダウンロードできます : 

  • 日本語版「気候変動と闘う道を開く ー 電力会社2社はオープンソースを採用し電力網の近代化をいかにして加速させたか」
  • オリジナル版 (英語)「Paving the Way to Battle Climate Change: How Two Utilities Embraced Open Source to Speed Modernization of the Electric Grid」

本ケーススタディについて

気候変動を阻止するための行動をとり、将来の世代のために地球を救うことは、選択の余地なく「しなければならないこと」です。そのための鍵となるのは、化石燃料を再生可能エネルギー源に転換させることであり、それを経済の停滞や、私たちの生活そのものを破壊したりすることなく、実行していくことが必要となります。

エネルギーはすべてのものに原動力を提供するため、エネルギー産業は変化の中心に位置しています。そして、エネルギー産業の内部には、電力の供給事業と広大な電力網を迅速に転換させる必要があります。このため、電力事業者は、エネルギーの供給を中断することなく、手ごろな価格で、これまで以上に多くの人々にこれまで以上の電力を供給しながら、いかにして、自社を変革するかという方法に対して、非常に大きな決断を迫られています。

  • エネルギーに支えられた世界経済を破綻させることなく、いかにして化石燃料から脱却するか?
  • 何兆ドルもかけずに、電力網の近代化を加速することは可能か?
  • すべての人にとって電力が安全で、信頼性が高く、手頃な価格であることを保証しながら、これを実現できるか?

など、課題はたくさんあります。

これらはすべて解決すべき重要な問題であり、脱炭素化による気候変動対策において問題の75%を占めています。Linux Foundationの最新ケーススタディ「気候変動と闘う道を開く ー 電力会社2社はオープンソースを採用し電力網の近代化をいかにして加速させたか」では、LF Energyが、電力事業者内でのデジタル トランスフォーメーションの機会と、転換を加速する上でのオープンソース テクノロジーの役割を調査しています。