オープン ソース エコシステムには、開発者やユーザーに不可欠な存在であるにもかかわらず、必要なインフラ資源を確保できないプロジェクトが多く存在します。The Linux Foundation は、そのようなさまざまなプロジェクトに助成金と要員を提供することで、安全で安定した安心なインターネット環境の実現を支援しています。
The Linux Foundation は、クリティカルなプロジェクトが活発に運営を続けるための重要な資源を提供しています。Linux カーネルに対しては大きな経済的支援を行っていますが、これ以外にも多くのプロジェクトを支援しています。これらの支援プログラムは、安全で安心なインターネット環境を拡大していくために必要であると同時に、インフラに取り組む開発者に重要なソフトウェアを構築するための手段を提供します。
The Linux Foundation は、Open Printing、OpenChain、SPDX、Core Embedded Linux など多くのコミュニティ ワーク グループに対して、フルタイムの技術サポートやハードウェア・ソフトウェアを提供しています。また、オープンソース セキュリティの強化のために、Core Infrastructure Initiative (CII) を経由していくつかの重要プロジェクトを取り上げ、開発資金を投入しています。それによって、OpenSSLでは 2 名のフルタイム開発者が資金提供を受け、OpenSSL の完全な監査が開始されました。この結果、バグのバックログが減少し、クリティカルなコード部分が一新され、テストが強化され、セキュリティ・脆弱性問題取り扱い指針が文書化されました。