2020 LiFT スカラーシップ プログラム
9回目となる今回は、Linux/オープンソース ソフトウェアの未来を担うと期待されつつもトレーニング コースに参加できない新進気鋭の開発者やシステム管理者に機会を提供するために、The Linux Foundation Training (LiFT) スカラーシップ プログラムを提供します。
COVID-19のパンデミックを受け、Linux Foundationは、必要としている人々を支援するために今年のスカラーシップ プログラムを拡大することにしました。2011年にスタートして以来の総支給数106名から大幅に拡大し、今年度は最大500名に奨学金を授与します。
これらの技術への情熱と、オープンソース プロフェッショナルになることへの確かな関心を示していれば、世界中どこからでも応募できます。
Linux Foundationトレーニング スカラーシップは、受賞者がスカラーシップ トラックの選択肢から選んだ1クラス分の費用をカバーしますが、その金額は数千ドルに相当します(対面クラスにかかる旅費は含まれていません)。さらにどのカテゴリの受賞者も、トレーニング コースの終了後、Linux Foundationが提供する認定試験を無料で受験することができます。スカラーシップは、将来の開発者やIT プロフェッショナルの育成支援を重視するLinux Foundationメンバーによってサポートされています。
The Linux Foundation は、以下のカテゴリのスカラーシップを用意しています。
Open Source Newbies: LFS101x – INTRO TO LINUX コースをedXで修了した応募者のみが対象:オープンソース初心者で、Linuxのオンライン コースであるIntro to Linuxを修了して基礎を学んだ方は、ぜひ応募してください。このカテゴリの受賞者には、このキャリアに焦点を当てたシリーズの次のコースである LFS201 – Essentials of System Administrationと、Linux Foundation Certified System Administrator試験のためのスカラーシップが授与されます。
Teens-in-Training: すでにオープンソース ソフトウェアを使い始めていて、この分野でのキャリアの第一歩を踏み出したいと考えている13歳から18歳の学生(このスカラーシップの申請と受け入れには保護者の許可が必要です)。
Women in Open Source: リーダーシップを発揮している女性、および自分自身やオープンソース コミュニティの女性の機会を作るために率先して行動したいと考えている女性は、ぜひこのカテゴリに応募してください。
Software Developer Do-Gooder: オープンソース ソフトウェアを利用してコミュニティを発展させている開発者は、ぜひこのカテゴリに応募してください。ご自分のスキルを高めつつ活躍の場を広げることができるでしょう。
SysAdmin Super Star: このカテゴリの応募者は、すでに職場でオープンソース ソフトウェアを使い始めているが、さらに追加のトレーニングを受けて作業を次のレベルに進めたいと考えている人です。
Blockchain Blockbuster: ブロックチェーン技術を革新的な方法で実装し、使用しており、高度なトレーニングから恩恵を受けるであろう人。
Cloud Captain: オープンソースのクラウドネイティブ技術を使用しており、組織のデジタル トランスフォーメーションを強化するために更なるトレーニングを必要としている応募者。
Linux Kernel Guru: Linux カーネル コミュニティですでに活動しており、より価値のある貢献者になり得る個人。
Networking Notable: ソフトウェア デファインド ネットワーキングなどのオープンソース ソリューションを使用してネットワークを変革した経験があり、追加のトレーニングを受けてネットワークを次のレベルに引き上げたいと考えているプロフェッショナル。
Web Development Wiz: Web開発技術を独創的かつユニークな方法で活用するスキルを発揮した個人。